国立病院機構志望の受験生へ Q 国立病院機構についてどう思いますか? 職員数は5万9000人 覚え方:国立なだけに5(こ)9(く)りつ 全国143の病院(5のすぐ下の4、次にその下の3で一瞬で覚えられるっしょ?)、そのネットワークを駆使し医療安全や感染予防うんちゃら~ ↓ 当院で働く魅力 国立病院機構は、全国140病院、5万を超える病床、6万人以上の医療スタッフを有する日本最大規模の病院ネットワークであり、当院は全国有数の多機能型の精神医療機関です。 Reliability 信頼性 国立病院機構としての組織に関する安心感や信頼感 Specialty 専門性 全国有数のオールラウンド型の精神医療機関としての高度な専門性 Team Medicine チーム医療 多職種連携によるチーム医療で、様々な視点での知識を習得 Network ネットワーク 全国140病院のネットワークで、北海道から沖縄までの病院間で異動が可能 https://hizen.hosp.go.jp/recruit/about/ 天才は覚え方が違うのだよ https://kango-jyuken.com/lectures/ 個性、チームワークについて ひとに寄り添い、こころに寄り添う看護 現在医療においては、高齢化で急増する医療ニーズの受け皿を、在宅を中心につくる方策を推し進めていくことが厚生労働省より示されています。 精神医療も一般医療と同等に「入院医療中心から地域生活中心」の体制作りが進められることになり、看護者には入退院支援の役割・機能を発揮していくことが求められています。そのため私たちは、入院中に最善の看護を提供し、救急・急性期治療を充実・強化し入院の長期化防止に全力を注ぐ必要があります。また、患者が地域で継続して医療・看護を受けられるように調整する退院支援の能力を発揮していくことが求められています。 診療報酬においても平成28年度の改定より、退院促進を評価する診療報酬が新設され、令和6年度の改訂では地域移行・地域定着に向けた支援として、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築や、その支援を提供する病棟の評価の新設などが示されました。 この様な社会の流れの中で、精神科医療に従事する看護者が果たすべき役割は、限られた入院期間の中で再発しないための工夫を患者さんと一緒に考え、入院が長期化している患者を含む全ての入院患者に対して、退院後の生活環境の提供や、患者が社会の中で生活していける力が持てるよう質の高い看護を援助していくことです。 当院においても、地域完結型医療の実現にむけて看護者による退院支援と地域生活支援の力を向上させるために、看護師による認知行動療法や退院前後の訪問看護、地域との連携を強化するための学習会など、より質の高い看護の提供に向けて様々な試みを行っています。 この研修を開催することにより、精神医療および精神看護に関する取り組みについての情報を提供するとともに、学びを共有し、精神看護の質の向上を図りたいと考えています。 研修開催に際しては、当院から遠隔の方々が参加しやすいよう、今年度もオンラインでの開催といたしました。